今年の日本公演で得た収穫は、、東京のサントリーホールで、日本の素晴らしい若い音楽家の皆さんに出会うチャンスがあったことでした。11月28日の演奏会の第2部で、ドヴォルザークのピアノ五重奏曲イ長調をストリング・クアルテット「ARCO」と協演しました。
第一ヴァイオリンの伊藤亮太郎(Ryoutarou),第二ヴァイオリンの双紙正哉(Masaya)、ヴィオラの篠崎友美(Tomomi)、チェロの古川展生(Nobuo)の4人です。当初バッハのキーボードコンチェルト5番をやるつもりで、東京に連絡してこのクアルテットを手配して貰ったのですが、日本に行く1ケ月前頃にドヴォルザークをやって見ようと思って、変更したので、結構驚いたり、困ったりしたようです。2日間一緒にリハーサルをやってみたら、非常に熱心な、やる気のある若い連中で、内心ホットしたり、結構やるじゃないかなんて思いました。演奏会の後、彼等が大変頑張って、良い演奏をしてくれたので、一杯飲もうよと誘ったら、喜んで来てくれました。日本で協演の音楽家の連中と演奏会の後で 一杯やるなんて、初めての経験だったのですが、軽く一杯が大いに盛り上がって、お店の看板までねばってしまいました。そこで、僕はNobuoやRyoutarouに、外国のCompetition(コンクール)に積極的に参加する事を勧めました。毎日色々な仕事が入って何とか収入はあるけれど、クアルテットとして演奏会にでる機会が、次は来年の5月だって聞いて驚いてしまいました。コンクールに出るのは、お金にはならないけれど、厳しい競争と緊張があるから、若い演奏家には、絶対必要だと思ってNobuo達に勧めました。 彼等にアメリカやヨーロッパで出会えたら面白いなと思います。