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先週はフィンランドのロック・レジェンド、ヘイッキ・サロと国内最大のライブハウス、タヴァスティアで演奏し、今日はコンサートホールでタピオラ・シンフォニーのピアノ・ソリストになり、明日は劇場リュフマ・テアッテリで俳優のマルッティ・スオサロと舞台に立つ。そして、来週にはモーツァルトを中心に演奏する「トリオ・フォレスター」でギグ。これがトリオ・トウケアットのピアニスト、イーロ・ランタラの活動です。
 「幅広く演奏したい。いろいろな活動が新しい音楽を生み出すんだ。家にこもって作曲だけをしているなんて耐えられないからね。」とはイーロ・ランタラの発言。クラシックやロックのミュージシャン、俳優などジャンルを超えたアーティストとの付き合いで、イーロはインスピレーションを受けてきました。「とにかくパフォーマーでありたい。他の人に曲を提供するだけではなくて、自分も一緒に演奏したい。」トリオの最新作「Kudos(クドス)」では、イーロのヒーローたちに捧げる曲がずらりと並びました。モーツァルト、スティング、映画監督のアキ・カウリスマキ、そして最後は自分に捧げる曲を作ってしまうことからもイーロが一筋縄でいかないユーモアの持ち主ということがわかるでしょう。
 フィンランドの夏はフェスティバルの季節。トリオとランタラはあちこちのフェスティバルに引っ張りだこ。6月に日本でのシナジー・ライブ、韓国での公演の後は国内のフェスティバルに登場します。日本人バイオリニストの新井淑子夫妻が主催する7月のクフモ室内楽フェスティバルでは、トリオ・フォレスターとして出演。ヘルシンキ市の世界遺産の要塞の島、スオメンリンナのジャズ・フェスではフィンランド一のジャズ・オーケストラ、UMOと共演予定。9月からはトリオでのツアーも決定。海外では40を越える国で演奏を行い、今でも出演依頼は絶えないそう。「アメリカのジャズをやるんじゃなくて、トリオ・トウケアットのスタイルで演奏する。」海外公演はイーロにインスピレーションを与える場にもなっているようです。ライブでの観客の反応が新しい音を生み出すのかも?
 日本のホールでトリオ・トウケアットの演奏を堪能したら、フィンランド本場でのイーロ・ランタラに触れるしかないでしょう!

フィンランド情報はこちらから。
www.moimoifinland.com 
フィンランド政府観光局 白石 みち子




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